拗れる1

ギムノカリキウム属sp(2012年2月13日撮影)
成長に適さない環境に置かれたサボテンが成長しなくなり、かといって枯れるでもなく、同じような状態になってしまうことがある。これを「拗れる(こじれる)」という。
家にも現在拗れているサボテンがいくつかある。
最初の画像のサボテンは、百均で買ったギムノカリキウム属のたぶん雑種のサボテン。
同じ時に3個買って、違う用土に植えつけて、成長の違いを調べてみようとした。
このサボテンが一番元気で、ぐんぐん大きくなっていった。
ところが昨シーズンの冬の始め、つまり一昨年の12月ごろだったか、突然本体が収縮しだして、以来そのまま。
枯れたのかというと、そうでもなさそう。枯れたのなら1年以上も成長点付近に緑色が残っているはずがない。
同じ時に買った別のサボテン(2012年2月13日撮影)
二枚目の画像が同じ時に買ったほかのサボテン。順調に成長して、今年は花が咲きそうだ。
同じ環境に育って、同じギムノカリキウム属のサボテンなのに一つだけ拗れた。
あきらめて、捨ててしまってもいいのだが、ひょっとすると復活するかもしれないので、他のサボテンと同じように、時々は水を遣っている。