里子訪問(マーブルとナイト)

5月1日の里子訪問3軒目はマーブルとナイトの里親さん宅。
マーブルとナイトを保護したのは、去年の5月12の午前中。雨で川が増水し、母犬が子犬と共に堤防に避難していたところを発見し、二匹を保護した。
あれから、ほぼ一年が過ぎている。すっかり成犬となっているに違いない。

  • まるで愛想のない二匹(ナイトの目が怖い)

こちらの里親家族のお父さん、お母さん共に平日ということで、在宅されておらず、ご主人のお母さんが応対に出てくれた。
里親さん宅は、庭が広く、マーブルとナイト以外にも4頭の犬が放し飼いにされていたはずだ。飼育状況はうちと良く似ている。
素通しで、向こうがよく見える大きなシャッターが庭についていて、その前に車を停めた。車から降りて、そのシャッターの前に立つと、二頭の犬が出迎えてくれた。マーブルとナイトだった。

  • カメラ目線にならないナイト

しかし、二匹は私のことはすっかり忘れているようで、私に向かって吠えるわけでもないが、かと言って、親しげに近づいてくるわけでもなく、どちらかというと、訳のわからない人物と思ってか、警戒して庭の中を逃げ回っていた。
ご主人のお母さんに手伝ってもらって、二匹の写真を撮ってきたが、カメラ目線にならない上、写真を撮られるのがいかにも迷惑そうな二匹であった。
二匹とも、最後まで、私と視線を合わそうとしなかった。授乳期が長く、その時はよくなついていたのに、ちょっと残念ではあった。

  • えらくフレンドリーなクリーム

ナイトはいわゆる金目で、目が鋭く見える。低い唸り声を出すとかなり怖い感じの犬に育っていた。マーブルは小柄で、おとなしい感じ。人見知りでもあるようだった。
あまり愛想のよくない二匹に反し、私とは初対面の、もう一頭の若い里子のクリームがえらく私に愛想がよかった。
ナイトとマーブルは、やはり野犬の子のせいか、知らない人に愛想を振りまくということはないようだ。