チャックに来客

チャックの元里親家族のお母さんと、娘さんがチャックを訪ねてやってきた。
チャックを返すことに決めたものの、チャックのその後の様子をずっと気にかけていて、私のブログも見てくれているようだ。
昼過ぎにやって来たお母さんと娘さんを見ても、チャックは二人のことをすぐには思い出さなかったようで、よく知らない人に対する態度。
警戒して逃げ出すわけではないが、久しぶりの再会に喜ぶというふうでもない。
せっかく訪ねてきた二人は、ちょっとがっかりしたのではないだろうか。
よく言う、犬は3日飼うと、その恩を忘れないというのは、一種の誇張だと思う。
飼い主がかわり、もとの飼い主が会いに行っても、一ヶ月も経っていると、即座に思い出すかどうか微妙だ。
里子に出して、一週間後に正式譲渡契約に行った時も、里子の多くはもう私のことを忘れている。
完全に忘れているわけではないのだろうが、思い出すのに少し時間がかかる。
しかし、二人が持参したチャックの以前のおもちゃ等を示したりしていくうち、チャックは一番良く世話をしていた娘さんのことは思い出したようだ。小さい時と同じように、おもちゃに反応し、お手をしたりした。
最後は尻尾を振って、娘さんの顔を舐めた。家に帰ってきてから三ヶ月ほど。以前の家族を思い出すのには、やはり時間がかかった。
画像は里子に出ていた時のチャックと現在のチャック。同じおもちゃを咥えている。
一時間ぐらい、色々な話をしたあと、チャックを散歩に連れ出した。
散歩が終わって、二人は帰っていったが、本当はチャックを連れて帰りたかったのではないだろうか。