やっぱりあの野犬

昨日、昼過ぎ、小夏を連れて、自転車でいつもの散歩コースの河川敷遊歩道を川下に向かって進んでいった。
およそ2kmほど進んだところで、数日前に、川の向こう側の田んぼで見かけた、あの野犬がいた。やっぱりあの野犬は、5月に家の前までやってきた犬だったと思われる。
カメラを持って出かけたので、写真を撮ってみた。
この画像を見ると、去年の今頃、保護して、その後里子に出したくクウや、エナにとてもよく似ているのが解る。
クウやエナの母親は、画像の野犬ではないことは間違いない。
すると考えられるのは、クウやエナの母犬が、この画像の野犬の子供ではないかということだ。
つまり、クウやエナはいわゆる隔世遺伝で、母親より、おばあちゃんに似たのかもしれない。
3枚目の画像が、今年の7月27日に、クウの里親さんが撮影した写真。メールに添付されて、送られてきた。
茶色の長毛が同じなのと、体つきが画像の野犬にとても似ている。

4枚目が、6月3日に撮られたエナの写真。まだ成長しきってはいないが、11月9日の記事に掲載した画像によく似ているのが解る。

野犬は、もうかなりの年のはずだ。ゆっくりとした動作で、私の目の前を通りすぎで、川の中州の草むらに姿を隠した。

今日は一日中雨で、川の中州も一部が水没するほどの雨量となった。こんな時、画像の野犬はどこでどうして過ごしているのだろうか。