新たな子犬たち

先週の日曜日、川の中州で暮らす野犬ファミリーのメスの1頭が生んだ子犬二匹を保護した。一枚目と二枚目の画像がその子犬たち。
野犬ファミリーを観察していて、メスの1頭が他のファミリーの犬たちと行動をともにしなくなったのが11月の始め。多分どこかで子犬を産んだのだろうと思っていた。
しばらく姿を見せなくなったそのメスが、再び姿を見せるようになったのが11月10日。ということで、子犬を産んだのは11月5日から10日の間だろうと思われる。
このメスは、これまでに子犬を産んだ場所が比較的限られた範囲なので、今回も多分この辺だろうという目星をつけていた。
しかし、その辺りをあちこち探して回るようなことをすると、母犬は危険を感じて、子犬を別の場所に移動する可能性があるので、保護しようと決めていた日まで、中州の草むらには、足を踏み入れないようにしていた。
生まれた子犬を保護する場合、あまり小さい時に保護すると後の世話が大変だ。
かといって、生まれて二ヶ月近くになると、草むらを自由に走り回るだけの体力をつけてしまうので、今度は捕まえるのが大変困難になる。
生まれて一ヶ月前後が容易に捕獲できて、世話もそれほどかからなくなる頃だ。
下の画像が母犬と子犬が隠れていた草むら。背の高いススキが群生している場所で、ススキが枯れて、身を隠すのに都合のよい場所だ。