新たな子犬たち2013-3-11

保護して10日が経過した4頭の子犬と、先に保護したアロン。みんな元気に成育も順調。庭の広い場所に出て、毎日取っ組み合い。
この取っ組み合いを見ていると、5頭の子犬たちの力関係がよく分かる。次にあげる画像は最近の5頭の様子。力関係の序列順に画像を並べて見た。
序列のトップは、マヤと名づけたメス。
現在体重2.8kg。締まった体つきで、敏捷。この敏捷さで、取っ組み合いでも他を圧倒。体重のずっと重い次の画像のノブも、マヤにはまったく歯が立たない。
毛色といい、敏捷さといい、里子の鈴のようになるかもしれない。
好奇心が強く、知らないところを積極的に探索するのが好き。
序列2位は、体が一番大きいノブ。現在体重3.2kg。体重が重いだけに、動作は鈍い。
マヤにはやられっぱなしだが、他の3頭に対しては、大きな体を利して押しまくって圧倒する。
毛色からすると、里子のくうやエナのような感じに成長するかもしれない。
さて、次に控えるのがラブ、3.0kg。1月に保護、里子に出したアイコとおなじブチのメス。
締まった体つきで、第4位のノバとアロン相手の取っ組み合いでは、優位に立つがノブには体重で押しまくられ、防戦気味になる。
序例第4位はノバ2.8kg。おとなしい性格で、やや引っ込み思案。食べることに一生懸命で、ノブと同じでっぷりした体形。
同時に保護した4頭の中では、序列が一番下。
毛が若干カールしている。1月に保護して里子に出したラッキーの感じに少し似ている。
さて、序列が一番下なのが、4頭に先立って保護したアロン。4頭を保護した時点の体重測定では、4頭全てが2kg超に成長していたのに、アロンは1.6kgしかなかった。
今は2.8kgになっていて、体重の点ではマヤやノバに追いついた。しかし、体力面で、他の4頭には全然対抗できずに、いつもやられっぱなし。
3週間ほどの短い期間とはいえ、人間が育てたアロンと母犬が育てた4頭では、体力的に違いが出てしまっている。
オスなので、メスの3頭よりは体格がよくなるだろう。体力面でも、追いつくとは思うが、今の時点では、序列は最下位だ。