シャーに里子の話が

  • 出発直前のシャー(11月13日の水曜日撮影)


8月に保護した子猫のシャー。かかりつけの獣医さんの紹介で、里子にほしいという人が現れた。
すでに一匹、生後4か月ぐらいの子猫を、猫の保護活動をしているボランティアから譲り受けていて、その子猫と同じぐらいの月齢の子猫を探していたらしい。
子猫の時に、同じぐらいの年齢の遊び相手が居た方がいいだろうと考えてのことだそうだ。
シャーは最初に出会ったときは、警戒心から威嚇の声を出したが、うちに来てからは知らない人にもとても愛想がよく、抱き上げるとごろごろという声を出す人懐っこい猫になった。
先にヒトミが里子にもらわれていき、また一匹になってしまったシャーは、以前にも増して、人に甘えるようになっていた。
しかし、私が子犬を5匹保護してからは、シャーのことを構ってやれなくなっていて、シャーが私を呼ぶ声が、しょっちゅう離れの二階から聞こえていた。
そんな状況の中の里子の話だったので、私としては、とてもありがたいことに思えた。
いつもどおり、里親希望の家族とシャーのお見合いを行ったところ、初対面にも拘らず、とてもフレンドリーなシャー。
とりあえず、先住の子猫との相性を見るため、しばらくシャーを里親希望の家族に預けることにした。
画像は、先方のうちに、シャーを届ける直前に撮った写真。もうこれきり、よその子になるかもしれないと思うと、やはりちょっと寂しい。
犬と違って、猫はこういうとき、何も感じないのか、いつもどおりのシャーだった。