エケベリア属ザラゴーサ


画像の一枚目はエケベリア属ザラゴーサ。お気に入りのエケベリアの一つだ。
ところで、このザラゴーサ、どうも正体不明で、交配種らしいが、どのような出自なのかがよく分からない。
まあ、出自はともかく、大きくなっても、上にはほとんど伸びず、水平方向にロゼットを拡大して行く点とか、白っぽい葉の色だとか、子株が出ない点とかが私の好みにぴったりだ。
白っぽいグレーの葉色と、葉先の黒色の対照がまたいい。
このザラゴーサの近縁種とされるのが、次の画像の野ばらの精。

しかし、この二枚目の画像と一枚目の画像を比べてみても、似たところはまったくない。
植物の性質も、野ばらの精のほうは、成長が縦方向で、大きくなると、どんどん上に伸び、脇から子株をいっぱい出す。
結果として、株の形は乱れる一方。はっきりいって、わたしの好みじゃない。
エケベリアは交配が入り乱れていて、名前も混乱している。私が購入した上記二つのエケベリアも、それぞれ、画像検索してみると、家のとは似ても似つかないものがいっぱい出てくる。
気に入ったものが枯れて、さてもう一度同じものと言っても手に入るかどうかかなり微妙なので、お気に入りの黒爪ザラゴーサは枯らさないように気をつけなければ。