エケベリア王妃錦司晃

画像の最初の二つのエケベリア、どちらもタイトルにある王妃錦司晃の名称で購入したもの。

一枚目の小さなほうは、某ネットショップで購入。写真のものは3つ目に購入して、やっとうまく成長するようになったもの。
環境の変化に弱いのか、最初の二つは購入して、植え替え後程なくして枯れた。いずれも、天気の良い日に日の当たるところに出したとたん弱って枯死。よほど暑さか直射日光か、どちらかに弱いのだろうということで、調べると、これが例のセトーサの交配種。
今年の夏は二重鉢+冷気直撃で乗り切った。
大変小さな株で、ミニマより一回り大きいぐらい。成長はゆっくりで、縦にむやみに伸びることもない。子ぶきも全くせず。私の好みだ。

続いて二枚目の大きいほう。ヤフオクで落札したもの。名札に多肉で有名な某園の名前が記されている。
幅広の丸っこい葉に、うっすら毛が生えていて、成長点付近はモジャモジャ。水を与えると、葉に張りとつやが出て、毛の白っぽい色といい対照をなしてなかなか見ごたえがある。
成長はきわめて遅く、購入して2年近くになると思うが、ほんのちょっと縦方向に伸びた程度。子ぶきも全くせず。これも私の好み。
外観が全く違う一枚目と二枚目。両方とも好みなのだが、それが同じ名称というのが納得いかない。共通点はたぶんどちらにもセトーサの血が入っているだろうということぐらい。

セトーサ系のお気に入りということで、三枚目が花乙女。あまり縦に伸びず、葉のロゼットが整然と大きくなっていっている。このまま子ぶきせずにロゼットが崩れなければいいのだが。
成長点付近の新しい葉の色がやや透明感のある、ヒスイ色あるいはエメラルドグリーンとでも言うのだろうか、この葉の色がいい。
目障りな針金はスズメ除け。夏前から、屋根の上の多肉を攻撃するようになった。くちばしでつんつん突く感触がおもしろいとわかったのか、食べもしない多肉を突きまくる。
人間で言うと、プチプチがおもしろくってやめられないというあれと同じかもしれない。