リトープス属曲玉


脱皮の進行があまりはっきりしていなかった曲玉のひとつがどうやら脱皮を開始した。
この曲玉、画像の通りかなりの巨大球。大きさを比較するため、10円玉を置いてみた。
通常のリトープスはこの10円玉前後の大きさの範囲に収まるが、その範囲をかなり超えた大きさになっている。たぶん、今回の脱皮で分頭するだろう。
一株の大きさがかなり大きくなるものに、日輪玉があるが、曲玉はそれよりさらに大きくなるようだ。
この曲玉、去年の今頃は、ごく普通の大きさだった。直射日光栽培することにして、夏も直射日光に当て、断水もしなかった。
真夏に花を咲かせ、その後は、夏も成長を続け、秋にも成長し、今の大きさになった。縦方向にはまったく成長せず、むしろ用土に潜り込む形になっている。
夏に休眠させる一般的栽培では、ここまで成長しなかったに違いない。
ちなみに、うちのリトープスには肥料はまったく与えていない。用土は、軽石を主体にした市販の多肉用培養土に鹿沼土を混ぜたもの。市販の培養土は袋にサボテンの写真が印刷されているもので、どこでも手に入る。