リトープスの寄せ植え#2


安くて丈夫なリトープスの寄せ植え#2。
この寄せ植えは直射日光栽培で落伍するリトープスは出なかった。しかし、夏の途中から遮光ネットを張った場所に移動させた。
最近になって、家にやってくるというか、家を塒(ねぐら)にしているスズメの何羽かがリトープスを始め、多肉の特定の種類を突くようになったからだ。
鳥のくちばしは鋭い。抉ったような傷をつけるから、まず助からない。リトープスの小さいものは、根こそぎ持っていく。色の鮮やかなものが最初に狙われる。
ということで、緑色の黄紫勲など格好の標的になるので、早々に遮光ネットの下に置いた。
スズメは人の近くに暮らしているのに、というか、それだからこそ人間を信用していない。
人工物と思しきものがあると決して近寄らない。これはカラスも同じで、人工物でなおかつときどき、ゆれたり動いたりするものは効果絶大。
遮光ネットはその点、風で揺れるから、スズメは決して近寄らない。
寄せ植えにしたリトープスの種類は、9時から11時方向にある4株は、黄紫勲。そのうち二株には花芽が出てきている。
右上の白っぽい二株は曲玉。真夏に花を咲かせ、その後は成長、一回り大きくなった。
4時の方向にあるのは不明種。茶色の網目模様から、福来玉か、網目李夫人。HCで購入したリトープスの寄せ植えの生き残り。
6時方向の多頭株は日輪玉系の光陽玉。去年の夏の直射日光栽培でもへこたれない丈夫な品種。
夏の間に予想以上に大きくなり、左隣と右隣の株と接触するようになった。
去年はほとんどのリトープスが花を咲かす中、これには花が咲かなかった。今年は咲くことを期待している。