すず太郎の囀り(さえずり)


猫のシロがやってきて、これまで、すず太郎が自由に遊んでいた二階、南側の部屋から、完全にかごの鳥になったすず太郎。
最近になってようやく、粟を自分から食べるようになり、練り餌を一日7回も与える必要がなくなった。
それともうひとつの変化。かごに入れて、私の部屋の隅にそのかごを置いていたので気がついたこと。それは、すず太郎がさえずるということだ。
ということはすず太郎はオスだということ。
それ以上に、スズメがさえずるというのには驚いた。
毎日、うちにはたくさんのスズメがやってくる。また保護したスズメも数多い。
しかし、すず太郎のように、さえずるようになるまで育てたことはなかったし、比較的長く育てていたスズメもきっとメスだったのだろう。
さて、その囀りだが、かなり複雑なもので、私が知っている小鳥のさえずりの中では、目白とホオジロのさえずりに似ている。
目白のさえずりほど高い音ではなく、ホオジロの声よりだみ声というか、にごった声で、あまり綺麗な音とは言えないが、それでもちゃんとさえずりに聞こえる。
画像は囀っているすず太郎を撮ったもの。小さくてわかりづらいが囀るときの小鳥の口の形そのままに、誇らしげに囀っている。
音が録れればいいのだが、デジカメの録画、録音機能では、ろくなものが取れないので、ネットでスズメのさえずりを検索してみた。しかしこれといった音源がなかった。