スズメのヒナ2014-7


生後3週間近くになるスズメのヒナ。名前がないのもあれなので、すず太郎という名前にした。オスのわかったわけではないが、太郎が名前に入っている。
スズメのオスとメスは羽の色では判別ができない。大きくなると行動に違いが出るのでオスとメスの区別が付くらしいがまあ、本人はメスでもすず太郎と呼ばれて気にするわけがないのでこれで行く。
で、そのすず太郎、親が育てた場合、とっくに飛べるようになっていなくてはならないのだろうが、いかんせん、育ての親がまったく飛べないので手本を見せるわけにも行かない。
これまで、保護したスズメは、いずれももう目が開いたヒナだった。そのため、いくら給餌を続けても、完全に懐くということがなかった。
そのため、私が近づいたり手を伸ばしたりすると必ず、逃げようとした。これは、飛ぶ練習をするには好都合だった。
ある程度、飛べるようになったヒナを窓を閉め切った室内で追いかけると、必死で飛んで逃げようとする。
これを一日、30分ほど、二回行うことで、かなり飛べるようになった。
しかし、すず太郎は、まだ目も開いていない状態で保護したので、私を親だと思っている。
手を伸ばしても逃げるどころか、空腹のときはえさを求めて、羽を震わせて、餌をもらおうとする。
こうなると、飛ぶ練習は自分から進んでやるようになるのを待つしかない。
今日は、かごから出してみたが、ちょっと飛んでは直ぐ休憩。これではなかなか飛べるようにはならない。