リトープスの実生2014年8月#4


8月19日に播種したリトープスのうちのひとつ、グレー紫勲の鉢の様子。
ほぼ発芽すべき種は全部発芽しただろうということで、二日前に軽く覆土した。
リトープスの実生はこれまで、何度か経験があるが、いずれも成功とはいえない。発芽率は悪くないのだが、その後の苗の成長が悪く、全滅あるいはほとんど全滅した。
それで播種の時期が悪かったのではということで、今回は夏に蒔いてみたところ、今のところ順調。どうやら家の栽培環境では、夏の播種が正解らしい。
リトープスの子苗は少し成長すると、頭でっかちになって、お辞儀してしまう。
そのままだと、いわゆる窓の部分で日光が受けられず、成長に影響する。
そこで軽く覆土して、苗がお辞儀しないようにしたわけだ。
播種の時点で、種に覆土したほうが良かったのかどうかはわからないのだが、今回覆土してみてあることに気がついた。
それは、二日前に覆土して、今日になって新たに発芽した種が16もあったことだ。
これは、覆土によって、発芽に必要な湿度が十分に保たれたからだろう。
発芽のための湿度を確保するには、鉢をラップなどで覆う方法もあるだろうが、その方法だと、今度は日のあたる場所に長く置けなくなる。
覆土によって、発芽率が本当に上がるかどうかはまた来年確かめることにする。
画像の真ん中あたりに、緑色の小さな点が3つほど見える。それからその点からの11時半の方向、2時半の方向にもそれぞれ緑色の点が見える。
これが今日になって発芽した種。最終的な発芽数は100粒蒔いて、90近くになる模様。