フェネストラリア属五十鈴玉の開花


自生地の気候を調べ、その気候になるべく近い環境で、栽培をすることにしたのが、画像の五十鈴玉。去年の開花が11月22日だったから、一年を待たずに、昨日開花した。
どうやら、去年に始めた栽培法は間違っていなかったようで、葉が徒長することもなく、株全体も直径が2倍以上になった。
購入当初の葉は全部なくなって、そのころの面影は全くない。とにかく、フェネストラリアの葉の更新速度は大変速く、一対の葉の間から新しい葉が、やはり一対で出てくると、古いペアは程なく枯れる。一対の葉の寿命は一年もない。
メセンの栽培法として知られる夏は半日陰において断水するというのは、どうやら適切な栽培法ではないようだ。
なぜなら、この栽培法では、夏は休眠して成長しないとされているが、今年の夏、6株あるうちのフェネストラリアはどれも夏に休眠などしなかった。
葉の更新速度は確かに落ちるようだが、新しい葉がぽつぽつと出現し、休眠していないことは明らかだった。
ちなみに、去年、この株が開花したときの記事は下記のとおり。
http://d.hatena.ne.jp/eriosyce/searchdiary?word=%B8%DE%BD%BD%CE%EB%B6%CC%A4%CE%B2%D6