ワコの正式譲渡

ワコを里親家族に預けて一週間ぼとたった木曜日、一回目のワクチン接種が終わったとの連絡を受けて、正式譲渡契約を結ぶことにした。
正式譲渡契約は、万が一の事故や虐待を防ぐ意味がある。
ペット販売の場合と違って、譲ったという客観的証拠がないので、そういう場合に、対抗処置が面倒になるからだ。
里親側にも、それなりの自覚を促すという意味もある。
会いに行くと、里親さんの家族は全員在宅中。ワコはナナという名前を付けてもらっていた。
7月生まれではないが、7月にやってきた猫というわけで、いい名前だと思う。
里親家族に預けて、一週間もたつと、もう私のことを忘れている里子は多い。
犬でも、忘れているのが普通。犬は三日世話をすると、決して忘れないは嘘ということになる。まあ、小さいころは、周りの変化が大きいと、過去のことは人間てもどんどん忘れるから、それで普通なのだろう。
で、ワコはどうだったかというと、画像の通り。
久しぶりに会って抱き上げても、特に逆らわない。私のことを覚えていたからというより、そういうおとなしい性格のためだろう。
ワクチンを接種してもらって獣医さんにのところでも、いたっておとなしくしていたみたいだ。
床に降ろすと、まずやったのは、私の足の匂いをかぐこと。
画像はその時の様子。

犬や猫の場合、匂いの記憶は人間よりずっと強い。個体識別も匂いで行う。
もう一枚の画像。

とにかくもう、何もせず、匂いを嗅ぎっぱなし。
ワコにとっては、私のにおいは世話をしてくれる存在、つまり母親のにおいに相当する。
他のことは忘れても、私のにおいは忘れていなかったということだろう。゜