からだのことS3#6

糖質をたくさん含む食品を食べないようにした場合、摂取量が減った栄養素をほかの食品で補わなくてはならない。
私の場合、炭水化物をたくさん含む食品として、ご飯を一日茶碗3杯分、小麦粉製品で、食パン4枚切り2枚分を食べていたように思う。
それぞれの栄養素は次のようなものだ。

ごはん3杯分
熱量 806Kca タンパク質 12g 脂質 1.44g 糖質 178.08g 食物繊維 1.44g ナトリウム 4.8mg
食パン4枚切り2枚
熱量 475Kcal タンパク質 16.74g 脂質 7.92g 糖質 84.06g 食物繊維 4.1g ナトリウム 900mg

上の表を見るとわかるとおり、ご飯にしろ、食パンにしろ、含まれるたんぱく質や脂質は大した量ではなく、タンパク質、あるいは脂質の多い食品を少し多めにとるだけで十分補える。
問題は糖質は速攻で体を動かすためにエネルギーになれるのに対し、タンパク質や脂質などはそうはいかないことだ。
実際、糖質の少ない食事だと、おなか一杯食べても、なんだか腹に力が入らないようなそんな感じになる。
即効性のエネルギー源として私が注目したのが中鎖脂肪酸。ココナッツオイルの主成分だ。
脂質というのは、脂肪酸の形で摂取する場合、いくつもの種類があり、それぞれ体の取り込まれた時の働き方が全然違う。
これは大変重要な点で、脂質としてひとくくりの扱いをすべきものではないことが今回、いろいろ検索してみて分かった。
脂肪酸を摂取する場合、どのタイプのものを摂取するかで、ダイエット効果を上げたり、健康上の問題を解決できたりするかもしれないとなると詳しく調べる必要がある。
次回からはこの点について記事にする。