からだのことS3#7

脂肪酸の種類に関しては、次のサイトが参考になる。
http://slism.jp/related_terms/fatty_acid.html
このサイトの表1の分類の飽和脂肪酸不飽和脂肪酸という区別は聞いたことがある人も多いかと思う。
さて、この脂肪酸に関して、正確な知識を持っている人はどれだけいるのだろうか。
私自身、サイトであれこれ調べるまで、詳しいことは全く知らなかった。
古い知見による間違った情報が世間にはまだ残っていることや、まだよくわからないことがあることなどで、どれが正しい情報なのかわかりにくいことも脂質に関する問題をややこしくしている。
まずは飽和脂肪酸。これに関しては、次のサイトの説明が分かりやすい。
http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/saturated-fatty-acid/
上記サイトの説明によると、分子の長さの違いにより、飽和脂肪酸にも3種類あり、動物由来の脂(あぶら)は長鎖脂肪酸。ココナッツなどの植物由来の油(あぶら)は、中鎖脂肪酸。牛乳に含まれていたり、腸内細菌の働きで食物繊維から生成されるのが短鎖脂肪酸とある。
そして、この飽和脂肪酸に関して、現代人は摂りすぎていて、これが脂質異常の原因というような説明が脂肪酸の分類でリンクをつけたサイトや、飽和脂肪酸に関する説明でリンクをつけたサイトのどちらでも見られる。
しかし、飽和脂肪酸の中で、脂質異常の原因となりそうなのは、動物由来の長鎖脂肪酸だけであり、中鎖脂肪酸は体内に内臓脂肪として蓄積されることはないとしているサイトもある。
それどころか、中鎖脂肪酸は血糖に代わって即効性のエネルギー源として多いに利用すべきだという。
この中鎖脂肪酸に関しては次のサイトが参考になる。
http://www.nisshin-mct.com/
上記サイトはある食用油会社の広報サイトなので、内容をそのままうのみにしてよいかは疑問がある。
しかし糖質制限ダイエットをするにあたっては、糖質の代替エネルギーが必要なことは明白なので、私は朝食の野菜サラダにココナッツオイルをドレッシングにして食べることにした。
今の時期だと、ココナッツオイルは固まってしまっているので、スプーンで削って、それをサラダの上に乗せ、それを電子レンジで温めて食べている。
味はほとんどないので味付けのため、ノンオイルドレッシングを足して風味を出すことにした。
これで糖質の少ない朝食の所為で力が出ないというようなことはなくなった。
食後に血糖値を上げることもなく、エネルギー源として即効性があり、さらに体脂肪にもならないとしたら、これを利用しない手はない。