一雨一度

表題はNHKの天気予報で知った言葉。今の時期の急激な温度変化を表した言葉だそうだ。
つまり、いまの時期、晴れの日が何日か続くと、そのあと雨の日があり、また晴れの日が続いて雨が降るといったサイクルで季節が進んでいく。
この雨が降るタイミングで、次の晴れの日はその前の晴れの日より一度ぐらい気温が低くなるという。
しかし実際の温度降下はそれ以上のようで、一気に3度から4度ぐらい下がる方が普通らしい。
急激な気温の降下はリトーブスの成長にも影響する。
そこで、二重鉢の外鉢を素焼きのものから黒のプラ鉢に変える予定だということは少し前の記事で書いた。
それに先立ち、外側の鉢を替えることでどれほどの効果があるのか検証してみた。
検証に用いた鉢は次の3鉢。一番左が黒のプラ鉢。その右が二重鉢の外側の鉢を黒のプラ鉢に替えたもの。そして一番右が夏の暑さを乗り切るための二重鉢。ただし、外鉢の砂は吸水しておらず、乾いている。



結果は左端の黒いプラ鉢の温度が一番高くなり、右の二重鉢が一番低かった。真ん中の鉢がその中間。ただ左端と右端の温度差は4度どまり。
冷却効果を見る検証の時ほどの差は出ない。二重鉢の砂が乾いていると、蒸散作用による温度降下がないから当然の結果。
まあ、それほどの温度差は出ないものの、やはり外鉢をプラ鉢に替えたほうが温度が高くなるので、これから先、二重鉢の外側を鉢替えしていくことにした。