体(からだ)絶不調2

3月20日に行った内科医院の先生のアドバイスどおり、その日に、総合病院ので診察してもらうための予約を入れた。
病状の概略を受付に知らせると、受付係は、どの診療科の診察を受けるのが適切かに関して看護師に意見を聞いてみるといって、回答を受けるのに少々時間がかかった。
帯状疱疹の症状が出ているのははっきりしているので、まずは皮膚科の診断を受けてください。その上で念のため整形外科の先生にも見てもらうというのでどうですかとの回答。
それでかまいませんと返答した。その日の診察時間は終了していて、次の日も祭日でお休み。
予約が取れたのは22日の午前9時30分。
3月21日の水曜日の晩は、月曜日に処方された薬剤のどれかが効き始めたのか、股関節の痛みが少し改善し、ちょっと眠れた。実に四日ぶりの睡眠。
しかし、相変わらず、股関節の痛みはまだひどく、次の診察日に、待合のいすで長時間待っていなければならないのはかなりこたえた。
最初の皮膚科の診断はやはり、帯状疱疹。先に診察してもらった外科と次の日の内科で、同じ抗ウイルス剤が処方されていたので、その薬はそれ以上処方しないことに。
帯状疱疹による神経性の痛みをとるための、鎮痛剤と、痛んだ神経組織の修復に効果があるビタミン剤の処方をしてもらった。
頓服として別の種類の鎮痛剤もこのとき処方された。
次回の診察は週明けの3月26日に決まった。念のために受けた整形外科での診察は主に股関節が対象。レントゲン検査では異常は見つからず、股関節の痛みはたぶんヘルペスウイルスによるものだろうとのこと。
この時点では、治療の方針も決まり、病状は順調に回復していき、痛みも軽減していくだろうと思った。
実際、抗ウイルス薬を飲んでいた期間、つまり3月19日の月曜日の夜から、3月25日の日曜日の朝ぐらいまではそう思えるような症状だった。