体(からだ)絶不調8

4月28日の再診日までの経過は一進一退といったところ。ある日は痛みがかなり軽く、これはちょっと回復したのかなと思わせるのに、次の日はまた痛みがひどくなるといった調子で順調な回復とはとてもいえないものだった。
そして昼間の状態にかかわらず、夜中には必ず激しい痛みが起きて目が覚める。このときの痛みは前回の記事のとおり8点レベル。
痛みの激しいときのためということで、リリカとは別の痛み止めも処方されている。
こちらの痛み止めはカロナールという名前。
この薬は人によっては効かないらしいが、私にはよく効く。それで、痛みが目が覚めたときにこの痛み止めを頓服として服用する。
しかし、薬が効果を表すのに40分から一時間かかり、その間はひたすら痛みに耐えるだけ。
薬が効果を表した後に、また眠れることも眠れないこともあり、眠れなかった日は朝から頭がボーっとしたまま。寝不足と薬の効果の相乗効果なのだろう。
こうした状況で2週間が過ぎ、4月28日の再診日を迎えた。
医者に近況を伝えると、それでは、リリカの75mgという用量はそのままに服用回数を一日2回から3回に増やしてみましょうとのこと。
またまた痛み止めの増量、それしかないのかと思いつつ、痛み止めの増量はほかの臓器への影響はないのかと心配になってきた。
頓服のカロナールも投薬数を倍にして見て様子を見るとのこと。
で、これが一昨日のことだから、痛み止めが増量されてから今日で三日目。経過はどうかというと、今のところ痛みがかなり緩和されている。
痛みが和らいだから、少し食欲も増していて、食べる量が増えた。
増量により、ほかの臓器、とりわけ腎臓への悪影響がちょっと心配なのだが、医者は二つの痛み止めに関する限り、その心配はないという。
しかし、大量の痛み止めの服用がなんらの悪影響をもたらさないというのはにわかには信用できないので、近々、検診を受けてみることにしている。
ところで、2種類の痛み止めはいずれも内服薬だが、それ以外にも、皮膚表面に塗る塗り薬も処方されている。
この塗り薬には、鎮痛作用があるということで、疱疹ができた箇所に塗っている。
疱疹そのものはもう痕跡を残すだけになっているが、その痕跡ができたあたりに皮膚表面の激しい痛みが生じるので、相変わらず塗り薬を使っている。
塗り薬はべとべとしているので、上からガーゼを当てて、ガーゼをとめるため、紙テープを巻く。
ズボンなどだと、脱いだり履いたりのときにガーゼにあたって、この刺激が痛かったり、ガーゼが外れてしまうので、うちにいるときはズボンではなくスカートを履いている。
母親が不用品で処分するつもりでいた古着の中に見つけたスカートが、やせた私のサイズにぴったりでこれはいいということで、ヘルペス発症後ずっと着用している。