腸活11

自分自身の腸内細菌の状態を知るため、検体を検査機関に送った。その結果が出たというメールが届いた。実際の結果は検査主体のサイトに設けられたマイページを開くことで知ることができる。

この検査機関では、腸内環境の良好な環境を維持するのに欠かせない主な6つの種類の菌について調べている。

その6種類の菌とは、1. バクテロイデス  2. プレボテラ 3. フィーカリバクテリウム

4. ビフィドバクテリウム 5. ブラウティア 6. ルミノコッカス

それぞれの菌は単一の種の菌ではなく、属名なので、その中には様々な異なった働きのものがいる。

ただ、特定の食事内容とどの属の菌が優勢となるかには一定の傾向があるようで、優勢な菌を調べることで、腸内環境の健全な状態に寄与するといわれる短鎖脂肪酸の産生度合いが推定できるというわけだ。

さて、私のエンテロタイプはBPFタイプに分類されるという結果だった。

最初のBはバクテロイデスのB。次のPはプレボテラのPで、最後のFはフィーカリバクテリウムのF。

それぞれの配分率は多いほうから順にプレボテラ: 23.6% バクテロイデス: 10.5% フィーカリバクテリウム: 6.2% ビフィドバクテリウム: 5.5% ブラウティア: 3.7% ルミノコッカス: 1.64パーセント

1番多いプレボテラが菌全体の四分の一を占めているので、簡単に言うとプレボテラタイプといっていいと思う。

プレボテラタイプは日本人のエンテロタイプを5つに分類した研究では一番健康リスクが少ないタイプとしている。

この研究では、このタイプの人の食習慣として「野菜・魚が多く、脂質が少ない食事」としているが、私の場合、野菜が多いのはそのとおりだとして、魚が多く脂質が少ないわけではない。

これから「腸活メニュー」シリーズで私が実際に食べているものを紹介していくが、こうした内容の食生活の人はたぶんほとんどいないだろう。