栽培の失敗例9

やっと残暑も終わりを告げ、サボテンたちにも過ごしやすい季節の到来と思うのだが、突然腐ったり、枯れたりするサボテンがある。
やはり、サボテンは一般に考えられているより、ずっと栽培が難しい。
写真のサボテンは、ギムノカリキウム属の黒蝶丸。

  • ギムノカリキウム属黒蝶丸


一見、元気なサボテンに見えるが、実は中身が腐ってしまって、これはいわば抜け殻。
少し前まで、元気に育っているように見えたのだが、今日、数日振りに灌水しようとして、このサボテンの中央部が陥没しているのに気がついた。
陥没部分を覗いてみると、中は空っぽ。すでに幽冥、境を異にしている。
いったいなんでこうなったのか、さっぱり訳が分からない。
このサボテンは、他のギムノカリキウム属のサボテンと同じように、直射日光があたらないように、ヨシズで遮光して育てていた。
他のギムノたちはおおむね順調に成育しているから、栽培上の重大なミスはないと思うのだが、突然の腐死。
また同じサボテンが通販ショップで、販売されたら購入することにしよう。