サボテン鑑賞のツボ・・・本体その七

家にある斑入りサボテンはそれほどたくさんはない。育てにくいし、斑がきれいだと思うものは、値が張るので、手が出せない。
あまり沢山はない家の斑入りの中で、気に入っているのが次の2点のサボテン。

  • 翠香冠錦(2011年7月13日撮影)


最初は、昨日画像をUPした二枚目のサボテンと同じ、翠香冠錦。
斑の入り方が、イボの先端上部に限られていて、幾何学的造形となっている。
これが寒い季節になると、緑色の部分が濃く、黄色の斑入りの部分がより黄色または、やや赤味がかってきて、コントラストが強くなる。
球体は、やや艶のある半光沢で、完全なつや消しよりずっときれいだ。
オークションに出品されたものを落札したのだが、値段がそれほど高騰はしなかったので、買い得品だと思う。

  • マミラリア属sp.(2011年7月13日撮影)


二枚目のサボテンは、マミラリアのサボテンということは判るが、品種は不明。
かなり年季の入ったサボテンのようで、播種から最低でも15年は過ぎていると思う。
これもネットオークションで手に入れたものだが、球体の下、三分の一が老化して、色が悪くなっている。そのためだと思うが、私以外の入札者がおらず、大変安かった。
家に来た頃は、球体の色艶も悪く、魅力が感じられなかったが、秋の頃から、翠香冠錦と同じように、緑色の部分と黄色の部分のコントラストがくっきりとし始めて、気に入りだした。
ネットで調べてみても、同じようなサボテンがまったく見つからず、腐らせたり、枯らしたりしたら大変と結構大事にするようになった。親株の球体、左下に見えるのは、二つ目の子サボが頭を出したもの。沢山子サボが出たら、掻きとって増殖しようかと思う。