サボテン・多肉の夏越し

夏の暑さが苦手な多肉も、エアコンの真下に移した。といっても、二階のこの部屋、日中は35℃に達する。風通し良くするため、東側の窓と、部屋の扉を開け放してある。
画像は、昼過ぎの様子。寒暖計の温度が35℃あたりを指している。
日が沈んで、午後8時を過ぎる頃、エアコンで冷房を始める。エアコンを入れないと昼間の暑さが屋根に残っていて、夜明けまで、室温は30℃を下回らない。
とてもじゃないけれど寝られたものじゃないので、エアコンを入れるのだが、せっかくの冷房なので、多肉にも涼しく過ごしてもらおうというわけで、エアコンの真下に置いた。

  • エアコンの真下に置いたラック


特別待遇を受けている多肉は、コノフィツムなどのメセン類、冬型クラッスラが主だ。
冬型クラッスラに対して、夏型クラッスラがある。夏型は春から、夏、秋までが成長期で、夏の暑さにも強いというより、夏が一番の成長期。
成長点がぐんぐん伸びて、伸びた先端に花が咲く。ひょろひょろと徒長しただらしない格好になるので、観賞価値が落ちる。
元気な夏型に対して、冬型は夏が苦手。夏の暑さに耐えられず、枯れてしまう場合も少なくないようだ。
冬型には、ユニークな形状のものがそろっていて、私が関心を持つのは、ほとんど冬型だ。冬型には、一つの共通点がある。それは、何れも南半球が原産地だということ。
夏に弱いことと、このことには関係があるように思う。