サボテンの冬越し2

天気予報によれば明日の朝は、今冬一番の冷え込みになるそうだ。
寒さに弱いサボテンは、ラン栽培用の加温装置付き温室で育てているが、収容できるサボテンの数に限りがあるので寒いベランダに置いたままの物も多い。
画像は、加温装置つき温室に入れてあるギムノカリキウム属のメガタエ。
メガタエは、ボリビアが原産地で、今の時期の日本の気候は寒すぎるようだ。
このサボテンはヤフオクで落札したが、色がどす黒く、全体にシワがよっていて、いわゆる拗れた状態だった。
一年栽培したがまったく変化がなく、だめかと思ったが、2010年の11月ごろから、ランと同じ加温装置付きの温室で育てたところ、色が緑色になってきて、新しい刺も出てきた。今でも球体の下部にどす黒く、シワだらけだった名残がある。
今冬も暖かく過ごさせたほうがよかろうということで、一ヶ月ほど前から、温室に入れている。

二枚目の画像がメガタエの自生地近くのCamiriというところの気候グラフだ。翠晃冠と同じく、冬の時期でもかなり暖かい場所に育っていることが判る。
偶然だろうが、一月から四月にかけての時期、私の住む地域の最高気温がメガタエの自生地の最低気温にほぼ等しくなっている。