グラフは禁断のサボテン、栄冠の自生地の気候だ。グラフを作成してみて、なんだか妙に感じた。
平均最高気温のほうはかなり高いが、最低気温は比較した日本のある市とほぼ同じだ。
夏場の最低気温が日本に比べてずいぶん低い場合に、栽培が難しくなるのは当然だが、最高気温が高い場合は、温室なりフレームなりを使えば比較的簡単に実現できる。
それほど難物というのでもなさそうなので、あらためてネットにある難物番付を見てみると、栄冠の格付けは第10位で、2位ではなかった。
ちょっとした勘違いだったわけで、番付にある難物サボテンのそれぞれの特徴から見ると、栄冠の栽培は冬場の高い最高気温の確保が課題のようだ。
最低気温を下げるための二重鉢は必要なかったみたいだが、まあせっかくなので、栽培条件に違いがあった場合に、育ち方に違いが出るか見てみるために、二重鉢はそのままにしておくことにした。
