屋根の上のサボテン・多肉

朝の天気予報では、晴れ間もあるが当地は曇り勝ち。
のはずが、画像のように、たまに雲で日が陰ることもあるが、良く晴れて気温も30度ほどまでのサボテン日和。
こういう晴れの時に、日照が特に必要なサボテン・多肉をトレイに入れて、屋根の上に置いている。今日は午前6時過ぎには、トレイを屋根に置いた。
屋根の色が濃いグレーなので、直射日光の熱を吸収し、午前11時ごろには素足で歩けないほどの熱さとなる。
さて、この屋根の上のサボテンの中に、禁断のサボテン、エキノマツスツ属栄冠と多肉植物の帝玉、それから巨鳳がある。
すぐ腐ってしまうことで有名な帝玉。私もこれまで買ってきては腐らせるを繰り返してきた。
HC、100円ショップルートで安価でいつでも手に入るので、何度も腐らせているのに、懲りずにまた買ってきた帝玉、巨鳳がいくつもある。どれも、まだ小さくて、開花したことがない。
この帝玉・巨鳳たちの梅雨越し対策をどうするか。例年だと、雨ざらしの場所だと梅雨の雨に当たるのが怖くて、室内温室の中に入れていたが、今年はそれを止めて、屋根の上の多肉の仲間に入れることにした。
帝玉の栽培に関して、私が参考にしたブログによると、今の時期にも1週間に一度の割合で灌水しているという。
よく腐るから、水遣りを控えるというのが園芸での普通の考え方だと思うが、この方のやり方はそれとは真逆で、なかなか思いつくことではない。
ちなみに、私の場合、去年まで、帝玉は5回の水遣りだった。月5回ではない。年5回の水遣りで、それでも腐ったから、今年からは、年3回の水遣りにしようと思っていたのだが、どうやら完全に間違いだったようだ。
間違いに気づきにくいのは、そういったやり方でも育つ株があるからで、私の場合も、いくつも腐った株がある一方で、ちゃんと育っている株も少数ではあるが、いくつかある。
考えてみれば、梅雨などない場所に育つ帝玉は、むしろ今が、体力をつける時期で、その時期に十分な日照と水を与えないでまともに育つはずがない。
二枚目の画像は、夏を前に植え替えた帝玉二つ。直根の帝玉は深い鉢のほうがよさそうなので、二つだけ、超が付くほどの深鉢に入れてみた。
これも今まで、気づかなかったことで、それまで入れていた、かなりの深鉢の鉢穴から根が出てきて、初めて、帝玉にはもっと深い鉢のほうがいいのでないのかと思った次第。
ダイソーで見つけた一つ105円の鉢。HCでは見たことがないタイプの深鉢で、二重鉢にするのにも都合のいい形だ。