真夏のエケベリア

連日の猛暑日。暑さと乾燥のせいで多肉植物の中に、枯死するものが出てきている。
その中で、エケベリアは夏の暑さに弱いものがあるということで、入梅前から、二重鉢に入れて、夏対策を施したものは、割合順調に夏を過ごしている。
画像はそうした、順調なエケベリアの3種。
一枚目は、野ばらの精。葉が締まったロゼットを保ったまま上に成長している。
水は、前日の夜のうちに与えておいて、夜が明けたら、この野ばらの精も入れてあるトレイを屋根の上に置く。
二重鉢の外鉢に水を入れておくと、猛暑の中でも鉢土の温度がむやみに高くならない。
二枚目は、錦司晃という名前で、ヤフオクに出品されたもの。
葉が夏の今も艶やかで、成長点付近には、新しい葉が沢山見えている。
錦司晃はEcheveria setosaの和名とされている。
しかし、本品はどうもそのsetosaではなく、海外のサイトの画像などから、party girlという園芸交配種のようだ。
三枚目は、桃太郎。こちらも園芸交配種で、結構大型のエケベリア
連日の猛暑のなか、遮光もせず直射日光当てまくりで、日焼けもしていない。
二重鉢の効果だと思われる。
四枚目は、丈夫そうなので、茶色のプラ鉢のまま、上記3種と同じように直射日光当てまくりで栽培していたら、日焼けしてしまった青典の司。
あわてて、二重鉢にして、水も与えたところ少し持ち直した。
成長点に、新しい葉が見えてきたので枯死することはないだろう。
二重鉢に、早くからすればいいのだが、鉢がものすごく重くなるのと、植替えが結構面倒なことから、つい後回しになる株が出てくる。そうしたものの中に枯死するものが出てしまうのだ。