ノミ発生4

ノミ退治両面作戦は成功したようだ。
昨日まで、朝起きると、体のどこかしらがノミに食われて、痒くなっていたが、今日はどこも食われていない。明日の朝も、食われていなければ、作戦成功は間違いない。
ところで、ノミに食われたところは猛烈に痒いので、その痒みをどうするか。
私の対処法は、庭で栽培しているキダチアロエの葉を一枚むしってきて、茎に近い、肉厚の部分を切り取り、葉のゼリー状の部分が表面に出るように片側の皮をむく。
これを画像のように、ゼリー状の部分を食われた場所に当てて、紙製のホワイトテープで止める。
ゼリー状の部分は、3時間もすると水分がなくなるので、その都度、新しいものに取り替える。これで、痒みがかなり軽減する。
アロエのゼリー状の部分から出てくる液体には、抗炎症作用があるようで、虫刺されの痒み止めとして効果がある。
ただし、経験上、次のような点に注意する必要がある。
1. イラムシの刺された場合、大変効果がある。ダニ、ノミにもある程度効果があるが、蚊の場合にはまったく効果なし。
2. イラムシなど、効果が期待できる虫刺されでも、刺されてから時間が経っている場合は効果なし。
3. 3時間おきに新しい葉に変えなければならず、痒みが軽減されたからといって、葉を取り替えるのを止めると、痒みがぶり返してくる。
イラガの幼虫のイラムシに刺されると、電気ショックを受けたような激しい痛みが伴う。
刺されたところは、見る見る赤く腫れてきて、市販の痒み止めはどれも、まったくといっていいほど効果がない。
アロエの葉で作ったパッチを当てると、このイラムシ刺されに驚くほどの効果を示す。
3時間おきぐらいに新しい葉でパッチを当てるようにして、寝る前にもパッチを貼っておくと、次の日の朝、腫れが引いている。
ここで安心せず、アロエのパッチを当て続けることが大事。丸二日ほど、パッチを当てておくと痒みも痛みも、さらに刺された跡もなく、きれいに治る。
ノミの場合は、イラムシ刺されほど、劇的には効かないが、それでも市販の痒み止めよりずっと効果的だ。