エケベリア属古紫につくカイガラムシ

画像の古紫、以前からカイガラムシがよく発生する。何度か殺虫剤を散布したが、根絶できずにいる。
カイガラムシの駆除は厄介だ。適用薬剤が少ない上、あっても、その薬剤に耐性が出来ている場合が多く、散布後、しばらくするとまた発生する。
放置すると、画像のように、下のほうの葉から枯れてくる。多分、植物が害虫に寄生された場合の防衛反応だと思われる。
残っている葉も、葉の表面がでこぼこしていてきれいではない。これは、成長点でカイガラムシが吸汁するため、その時の傷が葉が成長するにしたがってケロイド状になってしまうからだと思う。
カイガラムシが発生していない株が2枚目の画像。葉の枚数が全然違う。大きさも違う。
薬剤散布ではあまり効果がないからといって、カイガラムシを手で取るにも、葉と葉の間に入り込んでいて、全部を取ることはできない。少しでも残したら、すぐに数を増やしてくる厄介な害虫だ。
今回は、前回使った薬剤とは別のものを試してみる。