サボテンの衣替え

夏の間、鉢土の温度が上がりすぎることを避けるため、二重鉢に入れていたサボテンの外鉢を今度は、黒色のプラ鉢に替えた。
最初の画像はフェロカクタスの日の出丸。真夏も屋根の上に置き、直射日光を当て続けた。二重鉢にしていないと、黒のプラ鉢だと鉢土の温度は60℃を超えてしまう。
外鉢を替えたのは、今の時期以降、素焼きの鉢だと鉢土の温度が十分に上がらないからだ。
このサボテン、購入後に植え替えたら、拗れて、萎びてだめかと思ったが、再度植え替えたら、元気が出た。花芽も見えてきた。
二枚目はユーベルマニア属プセウドペクチニフェラ。このサボテンも鉢土の温度が低い過ぎる環境を好まないので、外鉢を替えた。
真冬は加温過湿器付きの小型温室に入れる予定。今年の夏花が咲いたがあんまりきれいなものではなく、ちょっとがっかりした。
三枚目の画像は、ノトカクタス属美青丸。美青丸は、青王丸の短刺タイプだと思う。夏に球体の下部から、変色して見苦しくなりがちなので、二重鉢に入れて、鉢土の温度が上がり過ぎないようにして過ごさせたのがよかったか、それほど変色せず済んだ。
冬の寒さで休眠してしまうと、その部分がくびれになって、今度は形が悪くなる。
栽培が簡単で、繁殖も容易。いわゆる駄物だが、きれいに育てるには、ノウハウが必要なサボテン。このサボテンはまだ開花したことがない。