帝玉の新芽

買ってきては腐らせるを繰り返している帝玉。今年の夏は6個の帝玉のうち、一つが腐ったが、他は順調に夏を越した。
メセン類は夏の間、水を切って、なるべく涼しいところで過ごさせるというのが、常識のようで、帝玉に関してもそうした栽培法に準じて栽培されることが多い。しかし、あるサイトによると、これと真逆の栽培法で、帝玉を育てている。
今年は、その栽培法を参考にしたところ、夏越しの成功率が格段に上がった。
その栽培法とは、真夏でも遮光もせず、直射日光が降り注ぐ場所に置き、水を切ることもなく、10日に一度ぐらい、通常通り、灌水するというもの。
家の場合、屋根の上の、フェロカクタスと同じ場所置いて、午前中、たっぷり直射日光に当てた。
画像は家にある帝玉の一つ。割れ目の真ん中から、新芽が上がってきているのが見える。鉢が二重になっているのは、鉢土の温度が上がりすぎるのを防ぐためだ。もう涼しくなったので、外鉢をプラスチックのものに替えるつもりだ。
まだ小さい株なので、来春に花を咲かせるかどうかは微妙。帝玉はこれまで10個ほど買い求めたが、花芽がついた状態で買ったものが開花しただけで、それ以外の株が花を咲かせたことがない。咲く前にみんな腐ってしまったからだ。
一年以上栽培を続けて、その後花が咲いたとすれば、その栽培法は正しいといえる。
花芽がついた株を買ってきて、それが花を咲かせたとしても、栽培法が適切で花が咲いたかどうかはわからない。
その意味で、私の場合、帝玉をうまく咲かせたことは一度もないといえる。