秋の始めのフェネストラリア

夏間も、遮光なしの直射日光栽培を続けたフェネストラリア6鉢。
ここのところの長時間の日照でしわしわ。昨日、本当に久しぶりにいわゆる潅水、つまり、鉢底から水が流れ出る水遣りを行った。
それも、少々ではなく、何度も潅水を繰り返した。これは、鉢土に残留している余計な肥料成分を洗い流すため。
フェネストラリアに肥料成分は不要だ。肥料成分、とりわけ窒素成分が少しでもあると、潅水したときにあっという間に徒長する。それまでどんなに日照時間を長くしていても、徒長してしまう。
というわけで、晴天が続くという天気予報だったので、これを好機に鉢土をきれいにした。
そして、今日も朝から好天気。潅水して一日経って、だいぶしわが取れたが、それでもまだ窓の部分にしわが残っている。
夏の間中、しわがよっていたから、もう取れないのかもしれない。しかし、これがたぶんフェネストラリアにとっては自然な姿なのだと思う。

画像は、6鉢あるフェネストラリアのひとつ、朱鈴玉。どうやら今年は花が咲きそうだ。手前のほうの葉の間から、花芽が伸びてきた。
花芽は新葉と良く似ているが、先が3つになっているので違いが分かる。
去年は11月22日の記事で、五十鈴玉のひとつに花が咲いたことを取り上げている。この株にも、すでに花芽が出てきている。今年最初に咲くのはどれだろうか。