紅葉サボテン

めっきりと涼しく、を通り越して、肌寒く感じられる今日この頃。
画像は何れも翠晃冠錦。このところの明け方の低温のためか、赤っぽい色がついてきて、見た目が美しい。
黄色や赤の部分は葉緑素がかけているからだが、成長のための栄養素を太陽光線を原料にして作る葉緑素がその部分にはないわけだから、こうした錦と呼ばれるサボテンは当然のことながら生長が正常なものに比べて悪い。
画像1や画像2のサボテンには、緑の部分がほとんどないから、成長どころかよくこれで枯れずに生きているものだと思う。
実際、錦サボテンの多くは接木にして育てることが多い。
ところが、翠晃冠錦の場合、接木ではない正木(しょうき)でも大丈夫なようで、画像のサボテンはどれも正木だ。
画像3は、毎年きれいな紅葉を見せてくれるサボテン。まだ完全には紅葉していない。
不思議に思うのは、このサボテンの花には雌しべがなく、そのため種ができない。