日本人の英作文35

goとcomeの使い分けについて、ここまで長々と説明してきた。
説明だけではよくわからないので、goとcomeの使い分けを映画や小説の場面から取り出して、問題を作ってみた。(・・・)の箇所にはgoか、comeのいずれかが入る。
語形が変化している場合もある。
1. 最初の問題はテレビドラマ「ミス・マーブル」から。
・scene1
シミントン家の養女、メイゲンが、自転車で近所を走っていて、好意を持っているバートンの家の前にやって来る。バートンは庭に出ていて、庭木に水をやっている。メーゲンは自転車のベルを鳴らして、バートンの注意を引く
メイゲン: Hello
バートン: Maygen, hello dear. Where are you off to?
メイゲン: Nowhere special. Just cycling around.
バートン: (・・・) in. (・・・) on.
メイゲン: You sure?
バートン: Join us around somewhere.

・scene2
シミントン夫人が寝室で死んでいるのが見つかり、警察が現場検証に入っている。メーゲンは、バートンに電話で事情を知らる。バートンがシミントン家にやってくると入り口の前に、人の出入りを制限している警官が立っている。家の中のほうに、バートンが声をかけると、その声を聞いてメイゲンが戸口のところまでやって来る。
警官: (家の中に入ろうとするバートンに向かって)Just one moment. Sir. You cannot (・・・) in, Sir.
バートン: But Miss Maygen phoned me.
メーゲン: Oh, Jerry.
警官: (家の外に出てしまったメーゲンに向かって)Now, Miss. You cannot (・・・) out here.
バートン: I'll take her in, Constable.
警官: Oh, with you. Oh, she cannot (・・・) out and you cannot (・・・) in.