ギムノカリキウム属の花2種

画像一枚目は、牡丹玉の花。いわゆる百円ショップでたぶん牡丹玉だろうということで購入したもので、今回が初の開花だと思う。
百円ショップのサボテンには、名札がついていない場合がほとんどだ。しかし、牡丹玉は、その個性的な外観から、他のギムノカリキウム属のサボテンと見間違うことはない。
以前はどこにでもあったありふれたサボテンらしいが、サボテン専門ショップでは、ありふれているため、かえって見かけることが少ない。
昨シーズンの冬、それまでは、室内温室で育てていたのを、ベランダの簡易温室に移したところ、茶色に変色。まだ色が戻っていない。
二枚目の画像は、ベルチ(G. berchtii)。聞きなれない名前のサボテンだ。ギムノカリキウム総覧では、ベルクティーという表記にしていた。ある通販ショップのカタログに出ていたのを見て、一目で気に入った。
ギムノの魅力を凝集したような姿だと思う。濃い緑色の球体の表面は、うっすらと白い粉を帯びていて、整然たる稜に真っ黒な刺をつけている。この刺がもっと太ければ、もう言うことはない。
家に来てから、結構生長して、魅力の一つだった球体表面の粉は目立たなくなってしまった。
今回が初開花だと思う。花はギムノカリキウム属のサボテンによくあるごくありふれたもの。サテンのような光沢のある点がゴージャス。