ギムノカリキウム属交配種の花



画像のサボテンは何れも、いわゆる百均で2009年の9月に購入したもの。2号より小さな鉢に植えられて、萎びて、そのままだと枯れるしかないと思ったので、買ってきた。
3鉢同時に購入したが、一番生育がよかった株がなぜか突然拗れて枯れた。残り二鉢が順調に生育して初開花したのが去年の今頃。今年もたくさんの蕾をつけ、開花した。
二つのサボテンの球体や、花の特徴から、数種のギムノカリキウム属のサボテンの特徴が見て取れる。
花の色がピンクで、比較的大きいのはアチラセンセの特徴。花弁の特徴もアチラセンセに似ている。
蕾が成長点付近から少しはなれて、付いていることや、球体の稜がとがっていることなどから、牡丹玉の性質も持っているようだ。
刺の様子は、二つのサボテンで違いがあり、上記2種とは、それぞれ違う別のさぼてんの性質が出たのだろう。
交配親が何かははっきりしないが、何れも花数が多く、一つの花も比較的大きい。とても丈夫で栽培も簡単だから、サボテン栽培の初心者でも簡単に育てられる。
園芸品種としてみれば、とても優れた性質のサボテンだといえる。