帝玉の植替え(夏越し対策)


帝玉をうまく夏越しさせる方法。私が参考にしているサイトによると、水を切ったり、半日陰に置いたりせず、これまでどおり、よく日に当てて、水も与えるということだ。
実際、その方法に切り替えて、去年の夏は無事、2株が夏越しした。
今年の夏も水遣りと、日光は、去年と同じようにするつもりなのだが、さらに、去年とは少し違ったことをしてみることにする。
それは、梅雨が明ける前に、2株の帝玉を同じ鉢に植え替えることだ。同じ鉢にという点が新しい試みということではなく、画像のような超ロング鉢に植え替えるという点が一つの試みなのだ。
植え替える前の鉢もかなりのロング鉢で、高さが11.5cmある。鉢の直径が8.5cmだから、かなり細長い。
植え替える鉢は、高さ15cm、直径12cmのロング鉢。イタリアンテラコッタでローズポットという名前で売られている。
なぜこの鉢かというと、帝玉は直根で、かなり長く伸びる。伸びた根の先が鉢底についてしまって、乾燥すると元気がなくなるような気がする。
これを防ぐには、伸びた根の長さを上回るロングな鉢が必要という訳だ。かといって、普通の号数で15cmの深さだと5号でもまだ足りない。
しかし、通常の鉢だと、鉢土の量が多すぎて、過湿になってしまう。こうしたロング鉢はあまり見かけないので、手に入るときにまとめて買っておくのがよい。
画像は左が前に植わっていた鉢。右が植え替えた後の様子。