ある英語の選択問題#2

ベストアンサーの回答では、分詞の持つ意味論と、動詞becomeの性質から、選択肢Cは不適だとしている。
動詞の性質によっては成り立たない分詞構文がある?
この回答に納得できないのか、4年後の2013年9月にまた同じ質問が「教えてgoo」に寄せられた。質問者は2009年の質問者と同じかどうかは分からないが、質問の内容は全く同じ。
次のこの質問と回答を引用する。

Eventually,-------of the atomic nature of matter, it was finally realized that magnetism and electricity were not separate phenomena.

A,science when it became aware
B,when science became aware
C,science becoming aware
D,becoming aware of the science

答えはBなんですが、Cでも独立分詞構文として当てはまりそうなんですが、何故Cではダメなのでしょうか。

質問が簡潔になっているが、疑問点は同じ。それに対する回答は次のようなもの。

そもそも,it was realized that 〜という表現が疑問ですね。
it is thought/said/believed that 〜と同じ構造で,
realize も that 節をとるので理屈的にはこういう受動態が作れますが。

検索するとけっこう出てきますが,辞書レベルでは出てきません。
辞書には「実現する」の意味では受身となっても,
「〜を理解する」の意味では受身にならない,とあります。
it is realized that となるのは「理解する」の方ですよね。

it was realized that だと,もちろん,it は形式主語で,
science とは異なるもので,独立分詞構文が作れるはずです。

まだ,it realized that と能動態で it = science の方が納得がいきます。
出題者でそういう錯覚があったか。

分詞構文 becoming 〜というのは進行形とは別物で
公式的には when science became 〜 = science becoming 〜となるはずです。
後ろの主語が別の主語なら。

A と D の選択肢が稚拙な割に B と C が紛らわしいので
スルーしていいんじゃないですか。

疑問点とは違う、"it is realized that"という構造に問題があるという別の問題点を提起。
結局、質問者の「なぜCはだめか」という疑問にはまともに答えていない。
やっぱり納得いかないのか、2014年11月、今度はALCOM Worldへ質問が寄せられた。