リトープス脱皮進行中

古い葉が萎れて縮み、その真ん中から新しい葉が顔を出す。いわゆるリトープスの脱皮が進行中。
例年にない寒さが続いたが、日中の日差しは確実にその強度を増しているので、一部の株を除いて晴れた日はリトープスの鉢を外に出して日光浴。
脱皮を順調に進行させるのには、十分な日照と、適度な水分が必要だと考えている。
水分に関しては、脱皮中に灌水しないというのがネットから得られる公式的栽培法。
潅水すると二重脱皮するからという理由らしいが、うちで一年以上、つまりうちの環境に十分適応したリトープスで、二重脱皮したものはこれまでに一つもない。
二重脱皮の原因は余計な肥料分と、潅水の仕方のコンビネーションにあると思う。
画像はその様子。

  • 二階南の壁際


この場所は陽だまりになるので、気温が他の場所より高くなる。そこに冬仕様の二重鉢を太陽に向けて鉢を傾けておくと、よく晴れた日には、鉢土の温度が30℃ほどにもなる。
日照や、冬でもある程度の高温が必要と思われる種をここに置いている。
冬でも高い温度を要求するものがあることは実生苗の成長具合でわかったことだ。
具体的には荒玉系、曲玉系、花紋玉系、招福玉系、微紋玉系などのナミビアが自生地のリトープス
寿麗玉系にも同じ性質があるようだ。

  • 一階南の庇近く


画像ではわかりにくいが手前が屋根の勾配の高いほう。ここには、日照の要求度は普通で、特に冬の高温が必要と思われないものを置いている。
相変わらず、夏仕様の二重鉢なのは、冬仕様にしたくても二重鉢に使える黒いプラ鉢は手持ちが十分にないから。市販のもので、適切なものはもう手に入らない。

  • 一階の屋根の一番東側近く


ここには、やや大きめの二重鉢を入れている。重く部屋に取り入れたり、出したりが面倒なものや、日照時間の長いほうが良いものを置いている。
具体的には一枚目の画像と同じ系統のリトーブス。