マミラリア属ルエッティー(ルーシー)の花

マミラリア属ルエッティ(Mammillaria luethyi)の花が咲いた。
このサボテン、マミラリア属に分類されているが、マミラリアのほかのサボテンとは趣がまったく違う。花は、一部のマミラリア属のサボテンに似ていなくもない。
学名のluethyは、最初に存在が紹介された後、幻となっていたこのサボテンを再発見した人物の名前を表している。
しかし、luethyiをカタカナ表記したと思われるルエッティだが、多分違うと思う。「ルーシー」と表記してある場合ある。
ネットで色々調べたが、luethyは人物名として、人物辞典等では記述が見つかるものの、名前の発音が出てこない。
英語の常識的発音からすると、最初のシラブルはカタカナ表記では、「レ」になると思う。"thy"の部分は、カタカナ表記が不可能だが、あえてするなら「ディ」または「ジ」になるだろう。いずれにせよ、「ルエッティ」とも「ルーシー」とも似ても似つかない発音だと思う。
発音がわからないなら、こういう場合にこそ和名をつければいいのに、和名がついていない。
名前はともかく、小さな体ににあわないほどの大きな花をいくつもつけるこのサボテンは人気が高いのか、結構値段が高い。
一枚目の画像の左側のルエッティはネット通販で購入したが、二千円近くした。一方、右側のルエッティは同じ大きさのほかの二株とセットで、同じく二千円ほど。かなりのお買い得だったと思う。