脱皮失敗

リトープスの脱皮はほとんどの種類で順調だが、中には脱皮がうまくいかなかったものも出てきている。
最初の画像は、珊瑚玉という名札がついていたリトープス。ショップで購入したもので、購入時期は今年の1月14日。鉢に植わった状態で送られてきたが、根を調べると乾燥して、細い根は全然ない状態。
このような状態のものでも、活着する可能性はあり、同時に購入したほかのリトープスはうまく活着したがこの株はだめだった。脱皮失敗というより、活着失敗。
二枚目の画像はプリンス・アルバートという名札がついていた。ヤフオクで落札したもの。昨年の12月21日に抜き苗で届いた。
これも活着に失敗したようで、画像からもわかるとおり、まったく発根していない。
リトープスの栽培で、二重脱皮を避けるため、冬の間に長い断水をすると、画像のリトープスとちょうど同じことが起きることがある。
なんだか脱皮の始まるのが遅いなと思っていると、新しい葉が出てこずに、そのまま枯死してしまう。
冬の間の断水は、完全に断水するのではなく、時々鉢土の表面に湿り気を与えるやり方が脱皮失敗株を出さないコツだと思う。