アボカドの味を著しく損なう黒い筋や茶色い変色とはそもそも何なのか。その正体と原因を調べてみた。
「アボカド、黒い筋、原因」というキーワードで検索をかけるといくつものサイトがヒットする。
その中の一つ「ちそう」というサイトに次のような説明があった。
黒い筋・斑点は酸化で変色した維管束
アボカドの果肉には、木から種子に栄養や水分を送るパイプの役割をする維管束と呼ばれる繊維状の組織が存在しています。アボカドを切った時に果肉に見られる黒い筋や斑点は、この繊維状の維管束が酸化して黒くなることが原因です。
アボカドの果肉に含まれるポリフェノールオキシダーゼと呼ばれる酵素とポリフェノール成分は、酸素に触れると酸化反応を起こしてメラニン色素を生み出します。特に維管束の繊維部分は他の果肉部分に比べ空気に触れやすい為、酸化反応が起きやすく目立って黒く見えるのです。
黒い筋はヘタを中心として放射状に果肉の中を走っていて、上記の説明に合致する。
維管束は管になっているから、枝から切り離された場合、その場所から空気が進入し、管の先のほうまで酸化が進む。これが黒い筋となってしまう。
また、茶色または黒く変色するのは、皮にできた凹みや小さな傷が原因でそこから空気が進入して同じく果肉の組織を酸化してしまうことが原因。
いろんなサイトを見ても黒い筋や果肉の変色の原因を説明はしていても、それを防ぐ方法への言及がない。
あるサイトでは酸化を防ぐ方法はないとまで言っている。
私はここでちょっと考えてある方法を思いついた。この方法、ネットのどこを検索しても述べていない。
なんだかものすごく特殊な方法のようだが、種明かしをするとなぁーんだというような簡単なもの。
しかし、ここでは、種明かしはしない。簡単な方法なので自分で考えもらいたい。
「コロンブスの卵」という言葉を知っているだろうか。ごく単純な方法なのになかなか思いつかない方法や手法のことを最初に思いつくことが大事というような意味。
私が考えたものもこれにあたるかもしれない。
ヒントぐらいは出すほうがいいだろう。維管束は管なのだから、その管に空気が入らないようにすれば良い。
また皮にできた傷もそこから空気を入り込むのを防げばよい。どちらもある方法で簡単にできる。
方法を思いついたら、コメント欄に投稿してもらえば、私と同じ方法かどうか教えます。そちらの投稿は一般公開はしません。
この方法を実施するようになってから、一回の失敗はなく、いつもおいしいアボカドを食べられるようになった。
次回はアボカドの選び方からその後の追熟の方法までをまとめたもの記事にする予定。