腸活22

下行結腸、つまり大腸でもかなり最終地点に近い部分で、発酵し、そこに住む腸内細菌のエサになるものとして、もう一つ有力なのがレジスタントスターチ。

難消化性デンプンという名称でも知られ、こうした性質のデンプンがあることが知られた当初はダイエット効果があるかもということで一部の人たちの間でブームになった。

しかし、レジスタントスターチをたくさん含むとされる食材のほとんどか普通のデンプンも大量に含んでいるため、そうした食材をたくさん食べれば、それだけ血糖値も急上昇、消化吸収され消費されなかった分は中性脂肪に。全然ダイエットにならない。

しかしその中でも、腸活にとって効果がありそうなのが一つある。それがバーリーマックス。スーパー大麦とも呼ばれている。

バーリーマックスに関しては次のサイトが参考になる

biolier.jp

食物繊維の含有量が飛びぬけて高く、レジスタントスターチの含有率も群を抜く。アラビノキシランもある程度含まれていて、腸活には最適といえる。

押し麦やもち麦といった食材がダイエットや腸活関連のサイトなどで推奨されているが、酪酸菌育成という観点から言うと、このバーリーマックス以外の穀物はそれほど関心を惹かない。

レジスタントスターチの働きに関して、先に紹介したある製粉メーカーのサイト内にある動画が参考になる。

バーリーマックスを摂取した場合に、大腸内の酪酸産生菌の菌数が上がったとする実証実験について、次のサイトが参考になる。

また同じ「大麦ラボ」の別のページには次のような情報もある。

小麦ふすま(小麦ブラン)とバーリーマックスを同時に摂取することでフィーカリパクテリウムの菌数増加がかなり見込めるようだ。

この組み合わせは、最強のコンビかもしれない。