ガーコとピーちゃん6

離れの二階にガーコとピーちゃんはいる。ガーコはこの部屋に放し飼い状態で、部屋のあらゆるところがフンだらけになる。
これだけでも十分、厄介なことだが、先週とんでもないことが起こった。
毎朝、ガーコとピーちゃんにエサをあげるために離れの二階に行くが、ピーちゃんの様子が変なので、カゴを覗き込んで驚いた。
カゴの中の止まり木が血に染まっている。

  • 部屋の中では大威張りのガーコ(2010年8月2日撮影)


前にも同じようなことがあり、そのときにピーちゃんをかごから出して調べてみると、左足の指二本の爪が抜けてしまっていて、そこから出血していたのだ。
自然な状態で爪が抜けるわけがなく、どうやらガーコがカゴの網越しにピーちゃんの足をつついたらしい。
ガーコは、部屋を自由に飛びまわっているから、そういうこともありうるということで、この事件の後、ピーちゃんの入っているかごには、天井部分は、鉄板をおき、そこから分厚いタオルで、カゴの半分あたりまで、覆っていたのに、事件は起こってしまった。
今回は爪が抜けただけですまず、指一本が完全に失われていた。
そのため、ピーちゃんはうまく止まり木に止まれなくなってしまった。
このままだといけないということで、ピーちゃんは現在、母屋の二階、私の寝室に移した。そこは以前猫のミケのトイレを置いていたところだ。
ミケがいなくなってすぐにでも、ピーちゃんをそこに移していたら、こんなことにならなかったのにと、後悔している。こうなると、ピーちゃんをいずれは外に帰すという計画も考え直さざるを得ないだろう。