今の時期のエケベリア

家にあるエケベリア属の多肉をいくつか。
先週はほとんど毎日、晴天で日差しも強く、屋根の上に置いてあるエケベリアには、ちょっと暑すぎるので、日に当てるのは、午前中のみにした。
それでも、十分すぎるほどの日光を浴びた家のエケベリアたちは、どれも画像のように、締まりのよい姿を保っている。
今日から、近畿地方も梅雨に入った。これからも、締まった姿を保ち続けるにはどうするか。
去年の夏、たくさんのエケベリアにひどい日焼けが生じたので、今年は、梅雨の時期から、置き場所を屋根の上から、別の場所に移そうと思うのだが、さて、どこに移すかが課題。
場所を間違えると、日焼けは起こさなくても、今度は徒長が怖い。
最初は、黒爪ザラゴーサ。青白い葉の色に、真っ黒い葉先が映えている。ザラゴーサの夏越しは今年が始めて。
早くも二重鉢にしてあるのは、性質がわからないので、念のための措置。
二枚目は、ルンデリー。
家にやってきたときは、かなり締まりのない姿だったが、毎日、直射日光の洗礼を受けて、画像のように、ずいぶん締まりがよくなった。
しかし、暑さにも、強すぎる日差しにも弱いセトーサの変種なので、これも、早々と二重鉢にしている。置き場所も今日から、別の場所にするつもりだ。
なかなか手に入らない品種なので、これを枯らしたら次はいつ手に入るかわからない。
三枚目は、思い出露という名前のエケベリア。去年の夏、ひどい日焼けを起こしたが、日焼けを起こした葉が株の下側になり、その葉が枯れてきた。
若い葉が、紅葉して、しかも締まっている。エケベリアの紅葉は、寒い時期に紅葉するカエデとは違って、今の時期でも、日差しを十分浴びさせれば、画像のような鮮やかな赤色をつけたままにできる。
四枚目は、チワワエンシス。暑さにも夏の暑さ、強い日差しにも、大変強く、去年、真夏の炎天に晒しても、平気だった数少ないエケベリアの一つ。
今年は、いくら、強健なチワワエンシスとはいえ、不必要に危険に晒したくないので、梅雨の時期から、遮光した日差しが得られる場所に移すつもり。
その前に植え替えが必要かもしれない。
植替えの時に、株の下側の乾燥した古い葉を取り除くと、印象がよくなると思う。
五枚目は、同じく、去年の猛暑にもまったく平気だった桃太郎。今年も遮光なし。日中のほとんどの時間を日当たりで過ごしている。
葉先が、赤というより、黒くなっている。強い日光を当て続けるとこういう色になるという見本。
今年も屋根の上のフェロカクタスとほぼ同じ環境においてもいいのだが、育てているも桃太郎がこれ一株なので、念のため、チワワエンシスと同じように、遮光した日光の当たる場所に置くことにする。