里子の近況(アロン)

去年の11月に里子に出した子犬のうちの一頭、アロンの里親さんから近況報告のメールが届いた。
生後8ヶ月ほどになったので、さぞかし成長しただろうと思っていたが、現在体重が20kgあるという。
アロンは同腹の兄弟、といっても、他は全部メスなのだが、その子犬たちに比べて体重がずっと軽かった。
一匹だけ、他の子犬たちから引き離されて、河川敷遊歩道の直ぐ近くの茂みにいたアロン。
体中にウジがたかって、その傷から出た粘液で体中がべとべとになっていたアロン。
貰い手がなかなか見つからずに、最後まで家に残ったアロン。
貰い手が見つかったときは本当にうれしかった。しかし、同時に不安も大きかった。
ちんちんが体の割には、小さくて短い。そのため、おしっこをしたとき、うまく排尿されずに、残ってしまう。
その残尿のにおいがハエをひきつけてしまい、そのためウジにたかられたのだと思う。
その問題はいずれ解消されるとは思ったものの、ずっと気になっていた。
近況報告のメールでは、最近はその問題はなくなったとのこと。
私が運よく見つけなければ、あと数日で命はなかったものと思う。そのアロンが立派に成長して、家族に大事にされている。
画像は最近のアロン。現在はタロウという名前になっている。顔がでかくて、体もでかい。
成長しきったときの体重は23kgにはなるだろう。