クラッスラ属ソシアリス


3月ごろに、多肉市場に出回る画像の植物、「雪の妖精」の名称のほうが一般的。小さな白い花がこんもりと咲く姿は雪の妖精の名称にふさわしい。
そして、その名称どおり、夏の暑さ弱く、これまで、何度も夏越しに失敗している。
ネット検索すると、耐寒性、耐暑性共に高いなどと書いてあるものがあるが、これは間違い。
耐寒性はあるが、耐暑性はきわめて低い。それと、これもどこにも書いていないが、花が終わった後の枝は、ほとんどが株元から枯れこむ。
クラッスラの中には、花の終了が株の終了というものがあるようで、ソシアリスもこの性質があるのだろう。
枝が枯れこんだからといって、それをちぎって捨ててはだめということに今年やっと気がついた。
枯れた枝をそのまま、別の鉢に植え込んでやると、枝先の葉の脇から、新しい根が出てくる。
つまり、ソシアリスはこうして、増えていくものなのだ。
耐暑性が低いということで、今年は、冬型クラッスラの都星、スザンナエなどと同じ扱い。
今のところ、順調で、葉の数が増えてきた。目障りな針金はスズメよけ。