なんだか羽の生え方がまばらだったすず太郎。
最近になってようやく、羽がしっかりとしたものになってきた。頭のところの細かい羽毛もまばらで、ハゲ親父の頭のようだったものがちょっとましに。
それから、尾羽がほとんどなくなっていたのが、新しい尾羽がやっと生えてきた。
それで写真を撮ろうとカメラを構えるとパニックになる。
最近、手に何か持ってかごに近づくと必ずパニックになる。何かこわいことを経験してそうなったというより、遺伝子のどこかに、ある形状のものに逃避行動が誘発されるようにプログラムされているようだ。
そういえば、窓際にやってくるスズメの頭上をときどきチョウゲンボウと思われる鳥が通過飛行することがあるが、そのときのスズメたちの反応は、こちらがびっくりするほどの激しさで、何十もの数のスズメが一斉にすっ飛んで逃げる。
カラスが飛んできても、それほどの激しい反応はしない。
カメラの形状も、すず太郎の警戒プログラムに刺激を与えるのか、かごの中で暴れるので、ズーム機能でちょっと離れたところから撮ってみたのが画像の写真。
